アンマと海と「青い海」の気功3
さらに引用をつづけます。
「アンマが子供のころ、誰からも、家族からも見放されていたときに、海はアンマの慰めでした。アンマは自分の悲しみ、喜びのすべてを海に語りかけました。海に向かって歌をつくり、神を求める歌を歌っていたのです。
最近まるでアンマは、そのころに戻ったようなところが少しあります。たとえば二ヶ月まえほど前にアメリカ・ツアーからインドにもどってきたころ
から、アンマは毎晩のように海岸に通うようになったのです。アンマのアシュラムは細長い土地にあって、その土地の西側は、洋々たるアラビア海に面していま
す。アンマの部屋から海岸までは、歩いて三分とかかりません。浜辺には、巨大な岩が防波堤として築かれていて、村が海に浸食されるのを防いでいます。
毎晩、アンマは、海面から二メートル以上高いこの岩の壁の上にすわって、二、三時間瞑想に没入するのです。それからバジャンをいくつか唄い、浜辺ぞいにもう、二、三時間歩き、そのあとやっとアシュラムに戻るのです。
・・中略・・・・
わずかのあいだでしたが、アンマは私に浜辺に同行することをお許しになりました。そこで体験したいくつかの出来事を、みなさんにお話したいのです。
それは、海やすべての自然は生きていて、それぞれが意識や感情をもっているアンマが尾おっしゃる言葉を、明らかに証明します。
一度、この真実を悟れば、自然に危害をくわえつづけることはできなくなります。木を切り続け、水を汚し続け、自然から奪い続けることはできなく
なります。そのことに関してアンマは何回かいろいろな警告を発して、私たちが害をなし続ければ、いつの日か母かる大自然は反発して反撃してくるとおっしゃ
いました。そのことについて、お話したいのです。」
ミャンマーでは、サイクロンで、中国では地震でひどい被害がでてしまいました。日本も地震大国ですから、ひ
とごととも思えません。今日もホームレスの男性が、以前、女子大生に放火されたというニュースを聞きました。自然や動物に対してどころか、人間に対しても
危害を加えるようになってしまった最近の若者はどうなってしまうのでしょうか。人間としてなにか大切なものを無くしてしまったとしか言いようがありませ
ん。
そんな時、アンマの素朴で力強い歌声を聞くとほっと救われた気持ちになります。そして、一方で、最近、アンマのところへくる若者の姿が増えているのも事実です。アンマの教えがたくさんの人々に本来もっている人としての優しさを思い出させてくれるではないかと思います。