薬師堂が目指すもの

意識と身体をつなぐものが、「気」だと思います。「気」は生体に流れる電気、磁気的なものと言えるでしょう。普段は、なかなか気づかなくても、そこへ意識をあわせれば、だれでも比較的に簡単に感じ取ることができるものです。
普通は、「意識」と「身体」の間には距離があります。だから、病気や痛みがあるときにそれが治るように思っても、治すことはできません。
ところが、その間にある「気」の流れを意識することで「気」を動かし、「気」で内臓を動かすという風に間接的に間接的には、自律神経や内分泌に働きかけることができるようになってきます。
昔から、病は気からと言いますが、「気」の流れを調整して自然に心と身体のバランスを回復してゆくことが、薬師堂の目指しているところです。

プロフィール

1957年5月27日群馬県渋川市生まれ。渋川高等学校を卒業後、中央大学の法学部に入学しましたが、在学中は法律の勉強よりも、能楽研究会に入って「能」の練習に明け暮れました。大学の最後の年には、転形劇場という劇団の研究生として身体表現の勉強をしました。
 大学卒業後は、当時信濃町にあったヨガ太極拳研究会に入って、太極拳やヨガや野口整体などを習いました。そこで「気」の存在に気づいてからは、その不思議さに魅せられて様々な気功法や太極拳やヨガなどを習ってきました。
 一度は、郷里の群馬に戻ってきましたが、再び東京に戻り渋谷にある日本鍼灸理療専門学校に入り、鍼灸、あんまマッサージの資格をとりました。鍼灸は、我孫子にある横田観風先生のところに通って勉強させていただきました。
 太極拳は、山口博永先生のもとで陳式老架式をを長く練功しましたが、ここのところは友人から小架式を習っています。
 気功法は、かくりん新気功や智能気功、禅密気功などいろいろ習いましたが、現在は、自分の内側から生まれてきた「青い海」の気功というオリジナルの気功を中心に教えています。