スターウォーズ スカイウォーカーの夜明けを観て
先日イオンにスターウォーズ スカイウォーカーの夜明けを見に行ってきた。普段あまり洋画は見たがらない息子がなぜか好きなので、毎回楽しみにして見に行っている。宇宙空間を舞台にした壮大なスペクタルで描く、作品なので息子も食い入るように見ていて真剣だった。物語の大筋は、善と悪の対立で、一時善が負けそうになるが、最終的には善が勝利して自由と平和を勝ち取るという内容だ。自分的には、宇宙空間に行っても戦争するイメージしか持てないのかと思い、あまり熱心に観てこなかったが、すでに40年以上の歴史があり、今回の作品は、スカイウォーカーの物語りの完結編だそうで、ファンにとっては、待ちに待った作品だったのだろう。
スカイウォーカー家の人々は、フォースに対する感受性が強く修行によってその力を身につけるという設定のようだ。ファースというのは、要するに「気」のことのように思える。修行によって、気の力を身につけるとするわかりやすい。まあ、しかし、戦うことが人間の本能なのかもしれないが、気や瞑想の修行をしたなら、その幻想の世界から遊離するなど、もうちょっと違う世界が描けないものかと思う。
人類が、いつまでも宇宙で戦うイメージしか持てなかったとしたら、本当の宇宙の住人からは、拒絶されてしまうのではないだろうか。人や他の国、惑星を支配しコントロールする必要などないとわかれば、宇宙空間までいって戦争する映画もなくなるだろう。