90の手習い
昨年の春、お袋は90才にしてお琴を習い始めました。そして、今回の新年のご挨拶で披露しています。お琴の先生や皆さんのおかげですが、いくつになっても新しいことにチャレンジする精神が若さの秘訣かもいしれませんね。それに時間があるとツムツムというゲームをしています。なんでもけっこう高得点がだせるのだそうで、その動画もアップしたら、中学生から高校生、大学生のゲームオタクからの1000を超えるコメントをもらいました。「20の自分よりすごい」といったようなコメントもありました。
後は、明るいということでしょうか。ちょっとわがままで自己認証欲求が強いお袋ですが、明るさがすべてをカバーしているのかもしれません。おとなしく単に優しい人よりも、こうした人の方が長生きしてしまうのかもしれません。そして、よく食べるということも大事なようです。今でも、毎週、93才になるお袋の実の兄の車に乗って、隣町のステーキハウスへ、ステーキを食べに行っています。
基本的には、我が家はいつも冗談を言い合って、笑顔が絶えません。そして、子供二人がいつもそばに居るということも重要かもしれません。最近では、子供たちは都会の企業に就職して、結局、母親一人住まいという人もよく見かけます。一人では、誰とも会話することもできませんし、年を取るもの当たり前かもしれません。会話がなければ、やがては認知症にもなってしまうでしょう。そして、老人ホームに入れられても、けっしれ幸せとは言えないでしょう。家に帰りたくても帰れない。結局、家に帰れるのは、亡くなってからでは、あまりに悲しすぎます。
この動画を見ればわかるように、健康で長生きの元は、この笑顔にあるように思います。