梅雨が身体に入る
昨日来た患者さん。ここの所、どうも調子が悪い。昨日は、久しぶりにめまいがすると言って治療に来た。その前は、胃の調子が悪いと言って来たし、梅雨になってからどうも調子が悪いようだ。胃の調子が悪い時は、背中を押すち消化不良のすえた気の感覚が伝わって来た。さすがに今回はそれはなかったが、下腹部の冷えがあり、左足の踵の内側の腎臓系のつぼを痛がったが、何度も何度の肘を使って施術した。
すると今日は、左の耳の穴の中が温かいと言って不思議がった。そして、「きっと梅雨が身体に入っちゃったんですね。」と言って笑った。治療が終わって帰るころには、すっかりめまいも治まって、しっかりとした足取りで元気になって車へと向かって行った。
梅雨だと言うのに昨日、今日は意外と湿度が低くさわやかな風が吹いている。最近は、気象のパターンが変わってしまって、予測しずらくなって、ついつい身体の調子が悪くなってしまうことが多い。こういう時は、外の気象だけでなく、身体の中を流れる気も乱れて体調を崩しやすいので、寝るときには、冷えが身体に入らないように十分注意することが大切だ。