すすきと彼岸花と蕎麦の花
10月だというのに今日も暑い一日となった。稲の穂は、黄金色に輝きすでに収穫を済ませた田んぼもでてきた。普通なら秋風に吹かれて涼しげなすすきも、今日の空の色では、夏の空気にかすんでいた。
往診の帰りいつもの蕎麦畑に寄って写真を撮った。もっと高い所から全体像を撮りたかったのだが、近くにそんな場所もなく、蕎麦畑全体を撮り降ろすことはできなかった。
ちょっと前までは、赤とんぼがたくさん飛んでいたが、今日は、さほど飛んでいなかった。もう、彼らの時期は、過ぎてしまったのだろうか。
彼岸花は、曼珠沙華とも言い。仏教では、赤色(一説に、白色)で柔らかな天界の花。これを見るものはおのずからにして悪業を離れるという意味があるらしい。蕎麦畑の白い華の色と相まって、心を浄化してくれている。
御幸田団地の上の蕎麦畑は、今が見ごろなので興味のある方は、ぜひ、行ってみてください。