あなたが先にブッタガヤ

前回書いた師匠の中で、上江洲先生とLama・Oleのことが書けなかったので、ここに付け足したいと思います。上江洲先生は、沖縄出身の覚者で、10年ぐらい前から、桐生の会に参加しました。以前は、毎月のように桐生に来てくれていたので、毎月、楽しみして通っていました。アンマの場合は、インド人であり、日本に来ても、インドに行ってもいつも大勢の人たちに囲まれていたので、個人的に質問することができませんでした。その点、上江洲先生は、日本人でもあるし、通い始めた頃は、そほど大勢の人も来ていなかったので、光話会の前に個人的にもいろいろと質問することができました。また何よりもその波動が細かく優しいので、会場にいるだけで、深い瞑想状態に入ることができました。今では、桐生の会もなくなり、山梨の会に年に数回参加できるだけになってしまいました。

そして、ラマ・オレは、デンマーク人で、チベット仏教を学んだ方です。10年以上前に東京で会を開いてくれたので、何年か通いました。今でも、ヨーロッパを中心に世界中を飛び回り、チベット仏教を普及している方です。やはり、かなりの悟りに達しているのでしょうが、非常に付き合いのいい方で、一緒に居酒屋に行って飲みながら話したり、信者のロシア人の家に行って遅くまで飲み話すことができました。その時に、こんな自作のジョークを言ってみたのですが、残念ながら、ほとんどその意味が伝わらなかったようで、笑ってもらうことはできませんでした。

むかしあるところのとある菩提樹のそばでふたりの男が口論していた。

ひとりは金髪でろんげの白人風の男で、もうひとりはアイパーをかけた

インド人であった。

白人:人は、左の頬を打たれたら右の頬もさしだせねばならない。

インド人:そんなことはない、右とか左とかかたよった考え方はいけま

せん。あくまで真ん中中庸でなければいけません。

すると突然、白人はインド人の右頬をしたたかにうちすえた。

思わず、インド人も白人の左の頬をうちかえしてしまった。

白人:OH MY GOD!What are you doing?

インド人:なにをするんだとはこっちのせりふ、あんたが先に「ブッタ

ガヤ」

その後、そこは聖地として世界中から大勢の人がくるようになったとか。

めでたしめでたし

すべては夢のまた夢

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