神仏に祝福されていると感じた一日
この間に日曜日、家族で志賀高原の温泉に行ってみようということで出かけた。あいにくその日に限って、急患が来て朝の9時から10時まで治療することになってしまたので、残念ながらカメラを持って行くのを忘れてしまった。まあ、初めのうちは曇っていたし、それほど良い天気には恵まれないだろうと思っていたので、それでもよかった。草津に着いて白根を抜けようとした所、火山活動の影響で志賀高原まで抜けられないことがわかった。それではということで、久しぶりに野反湖に行くことにした。
野反湖に向かう途中、たくさんの車とすれ違った。行きの車も途中から4台ほどつながった。これほど野反湖が混んでいるのは、始めただった。山を登っている時は、曇っていたのだが、頂上に近づくにしたがって、しだいに晴れ間がのぞいてきた。そして、駐車場に車を止めて、野反湖を見るとまるで南の国の海のようにマリンブルーの混じる見事な美しさだった。すかさずスマホで撮ったのだが、残念ながら、あの美しさは再現されていない。スマホというのは、何でもできるがどこにも足りない。この時は、カメラを持ってこられなかったことを悔やんだ。家族で湖畔のベンチで、お袋が作ってくれたおにぎりを食べ終わる頃には、空は暗雲に覆われてすっかり湖の美しさも失われていた。
その後、山を下りると四万温泉に向かった。コロナ騒ぎでしばらく休みになっていたので、久しぶりの日帰り温泉である。この時も車で向かっている時は、曇りだったのだが、四万に到着すると晴れ間がのぞいていた。久しぶりの四万の熱いお湯で、コロナ疲れを洗い流し、渋川に向かった。帰り道は、小野上の所から新しくできた上信道に乗った。出口付近で渋滞に巻き込まれたが、渋川も晴れていた。その日は、行く先々が晴れていて、神仏に祝福さてたような一日だった。