気(波動)を感じる力を高めよう!

昨日は、2ヶ月ぶりに山梨まで上江洲先生の光話会へ行って来た。行き帰り雨になると困るなと思ったが、行きには少し晴れて逆に暑くなったし、帰りも大して降られることもなく無事帰ってくることができた。なんとなく先生も疲れているように見えたが、それは梅雨の気候のせいではなかったようで、先生が光話の中で、こんな話をしていた。

それは、奈良の会場でのことだったそうで、ある人の質問で、もし自分が無くしたカードを家に帰ったら、物質化してテーブルの上に置いておいてくれなければ、奥さんに離婚されてしまうというものだった。先生を試すような随分失礼な質問だと思う、しかも自分ではなく奥さんがした質問とし、離婚されるからなんとかしろというまったく自分勝手で無責任なものだ。こんな馬鹿げた質問を師に対してしてしまうのは、おそらくその人が、先生の教えを単に頭で理解しているだけで、先生の発する精妙なエネルギーの波動を感じとることができないからなのだと思う。

その質問に対する先生の答えは、そもそも愛一元の世界にいるのだから、たとえ離婚しても、本質的に別れるということは有り得ないのだから、恐れる必要はないというものだったと思う。それとカードの物質化の件は、それでは、物質化しますが、そのカードを見るには、心に一点の曇りがあってもならない、心の汚れている人には見ることはできないというものだった。なかなか見事な返しだと思った。そして、先生は。自分の人間という形の奥にあるものを、その本質が放つ波動を感じとるようにと言っていた。確かにその通りだと思った。その時私は心の中で、いつも先生の精妙な波動を感じ感謝していますので元気をだしてくださいと答えていた。そう思ったのも、40年間絶えず本質を説き続けても、未だにこうした質問が来ることに、さすがの先生も少し疲れているように感じたからだ。

帰りの車中で、友達とその話になり、そういえば、随分たくさんの人たちが、来なくなってしまったのも、結局、彼らは、先生が発する精妙な波動を感じることができなかったからではないと語り合った。

今朝、治療に来た患者さんは、気に対する感受性の強い方で、足に気を送っているにもかかわらず痛みの原因である腰が痛いという人だ。そして、その人が、高野山に行った時の話をしていたので、「空海は今でもエネルギー体として生きているという話を聞きますが、空海に会えましたか」と聞いたら、確かに生きていてその波動を感じることができたと答えた。

こうした患者さんは、気の感受性が高いので、針を打ってそこへ気を送ると治りが早い。自分を肉体だと錯覚していると必要以上に変に筋肉を鍛えてみたりと間違った方向に向かいがちだが、本当に必要なのは、気(生命エネルギーの波動)を高めることだと思う。そうすれば、素晴らしい体験が待っているのだから。

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