バルコニーで般若心経を!
今朝の水沢山は、うっすらと雪化粧をしていた。ところで、先ほどニュースを見ていたら、イタリアでは自宅で隔離された人々が、自分の家のバルコニーから、お互いに歌を歌って励ましあっているという。いかにも陽気なイタリア人らしいやり方だなと思い感心した。それなら、日本でも「バルコニーで般若心経を」唱えたらと思ったが、これは内面へと入っていくためのものなのでわざわざ外に向かって唱える必要もない。
自分なりに工夫しながら毎日唱えていると般若心経の唱え方もいろいろとあることがわかってくる。今までは比較的大きな声をだして唱えていたのだが、ここの所耳に聞こえるか聞こえないぐらいの小声で唱えている。このやり方も意外と深く入ることができるし、スピードを上げてたくさん唱えることもできるので、3万回を目指す身としては、なかなかいい唱え方だ。一日、300回以上唱えると意外と体力も消耗して疲れるし、人に聞かせるためにやっていないので、ちょうどいい唱え方なのかもしれない。
ちまたでは、わざわざ海外まで行ってクルーズ船に乗って新型肺炎に感染してしまった人たちも未だにいるようだが、クルーズ船で人生が狂い、おまけにクローズしてしまうのでは、どうしょうもない。新型肺炎にかかれば自分にもよくないし、周りにも感染を広げて不幸にしてしまう可能性まである。元々、東洋はヨガや禅、気功などの修行の盛んな国が多いのだから。今こそ落ち着いて内面を見つめ深めてみてはいかがかと思う。普段、気づくことのない素晴らしい喜びを、見つけることができるかもしれないのだから。