世の中に たえて花粉のなかりせば 春の心は のどけからまし

今年は、花粉症がでないのか思ったのだが、2週間前から出てしまった。そして、ここ数日は、夜中に鼻が詰まって目が覚めて、鍼を打ってもなかなか鼻が通らず4時過ぎまで眠ることができずに難儀した。夕べは、久しぶりに朝まで眠ることができた。鼻が詰まって口で息をしていると、口の中がからからに乾ききって痛いほどになる。まったくもって、「世の中に たえて花粉のなかりせば 春の心は のどけからまし」の心境だ。

この花粉症も桜の花が散る頃になるとだいたい収まってくるので、桜の花を愛でるよりも散るのが、毎年待ち遠しい。今週末、町内会の花見の手伝いがあるのだが、花粉症で悩む身にとってはいい加減にしてほしいという思いだ。最近は、班の人数も減って4年前にやったばかりなのに、また班長をやる羽目になってしまった。以前は10数年に一度ぐらいだったら、よかったがこう頻繁にあると無駄な行事は減らして欲しいものだと思う。町内会の姿も少子化で人口減少社会になるのだら、変わっていく必要があるだろう。

こうして毎年、たくさんの人がのどかな春を失って、花粉症で苦しみ涙を流すのも、それだけのことを人間が自然に対して行って来たことの報いなのだろう。人間が欲望によって自然を侵害した時には、その反応が自信の身に苦しみとなって跳ね返ってくることを自覚し大いに反省すべきなのだと思う。

 

 

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