自然気癒力
ここ何日か、寝汗をかいたり、車の中が暑くて汗をかいたりして、それが冷たい風に冷やされて「冷え」として体内に入り、頭痛を引き起こしていた。そんな時は、自分で頭と腹部に鍼を打ち、体に入ってしまった邪気を動かして体外に排出して治すのだが、その治癒の過程で昨日は、面白いことが起きた。
いつものように頭と腹部に鍼をうち、眠りにつくと両肺が、白く光りを発して、熱を帯び自然に癒やしていたのだ。そういえば、眠る前に妙に胸と背中が冷えて冷たく感じていたので、その「冷え」をとるために自然とそこへ気が集まり、発熱発光して癒やしていたのだろう。
まだ、それほど時間は経っていないと思い時計を見るとすでに2時間以上経過していた。そして、いつも5時すぎに来る患者さんがいたので起き上がったが、本当のところまだまだこの自然気癒を続けていたかった。起き上がってみると身体が熱かった割には、意外にも汗はかいていなかった。普通は、こうした場合、大量の汗をかくので、下着もパジャマもすぐに着替えなければいけないのだが。たぶん、これは、純粋に肺を癒やすために気が発光していた、自然気癒の状態だったのだろう。