猛暑→発汗→冷房→頭痛
月曜日は、子供と二人でケヤキに映画を見に行ってきた。先週の日曜日は、「引越し大名」を観たし、2週連続の映画鑑賞となった。ところが、どちらも行った日が蒸し暑く、汗をかいた状態で2時間近く冷房のきいた館内にいたために、完全に開ききった毛穴から「冷え」が入り、うちにつくと頭痛が起きた。幸いさほどきつい症状ではなかったので、いつものように頭と腹に針をうち、ガスが身体から抜けてゆくと、4、5時間で楽になった。それにしても、高温で湿度の高い日は、身体に負担がかかり要注意だ。
「引越し大名」は、松平直矩という実在の大名の話で、徳川幕府から外様の監視役としてだろうか、何度も国替えをさせれた大名の話だった。星野源、高橋一生、高畑充希という若手の個性派俳優を起用し、若者でも楽しめる時代劇になっていた。ただ、この間の三回忌で従兄弟に聞いたら、あまり面白くなかったと言っていたので、すでに意識がちょっと古くなってしまたかなという人には面白くないのかもいしれない。映画の趣味も人ぞれぞれなのでしかたないことだと思う。
「記憶にございません」は、三谷幸喜の作品だ。彼の作品は、舞台上のせりふ劇のようなものが多いので、元々まりり好きではないが、今回の作品に関しては、けっこう楽しめた。嘘をつくのが当たり前になっている世界中のすべての政治家が一度記憶をまったくなくして、純粋に世の中をよくしたいというまっさらな気持ちで政治をやったら、世の中は戦争も詐欺などの犯罪もない、すみ易い素晴らしい世界になるのではないだろうか。
とまあ頭痛になりながら、なんとか映画は楽しむことができました。頭痛になった時に針を打つと、頭痛→内臓が動きだす→排毒(汗、吐、下)→正常に回復の順によくなってゆきます。こうした時は、薬に頼らずいかに自然治癒力を発動して、自然に早く治すかということが重要だと思います。