気の上昇圧力

ようやく朝晩が少し涼しくなって、今朝は汗をかかずに般若心経を唱えることができた。最近、唱えていると下から上に上がる気の圧力が強く、背筋が伸び、天にもっていかれるような状態になる。しかし、中心から気がわき上がると身体も熱くなるので、般若心経や瞑想をするのはまだまだ大変な時期だ。こうした季節は、1000メートル以上の山で過ごすことができれば、涼しいのだろうが。

毎年、お盆が過ぎれば、多少朝晩が涼しくなってくるので、お盆が過ぎさるのを待ちわびているのだが、今年は、意外と早く涼しくなった。梅雨が長かったので、庭の草も伸び放題、伸びてどうしょうもなかったのだが、梅雨が明けてから、草むしりをして、だいたいきれにすることができた。後は、この夏の天日でからからに乾いたら、ゴミ袋に詰めて処分するだけになった。

一年には、何度か耐える時期がある。今は、夏の暑さに耐える時、梅雨は、梅雨で湿気と蒸し暑さに耐えてきた。冬は、2月の寒さに耐え、3月は、花粉症に耐えている。そして、今年は、新型コロナの影響に耐えている。先日、お米も作っている患者さんに聞いたら、本来なら、7月頃に一度、田んぼの水を抜くのだという。そうすると乾いた田んぼで、稲が生き残るためにしっかりと根を張って、秋に台風が来てもあまり倒れなくなるのだと言う。その話を聞いて、「それじゃ新型コロナに耐える今がまさにその時ですね」と答えた。こんな時こそ、毎日、般若心経を唱えてしっかりと心のうちに根を張って、内面から無限の力を引き出し、昇天の勢いで気が上昇できるように頑張りたいものですね。

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