酷暑と不調
今年の夏は特に暑い。そのために冷房を入れっぱなしで寝ている人も多いと思う。そうして寝ている間にかえって冷えてしまい朝起きても肩周りが硬く凝ってしまったり、胸や首、喉も痛むことがあるのではないだろうか。
そんな下界の暑さに耐え切れず、昨日は、家族で日光白根を目ざすドライブに行って来た。標高が2000メートルを越えないと涼しくならないのではと思って日光白根にした。いつもだと草津白根に行くのだが、今年は火山による事故が起きたりして道がまだ封鎖されていて行けなかった。
車で山を登っていくろしだいに気温が下がって来た。窓を開けて手を出し外の外気に触れて確認するたびに生暖かかった空気が、冷えた気持ちよいものに変わっていった。峠の一番高い所についた時には、22℃ぐらいにはなっていた。そのまま日光方面に下って戦場ヶ原の前の三本松茶屋で休憩して飲み物を頼んだ。店で注文したミルク飲んでいる時に開け放たれた戸から入ってくる風が心地よかった。
さらに中禅寺湖、日光へと下ったが、観光客が多いのに驚いた。皆考えることは同じで、涼を求めて都会から来ていたのだろう。帰りは122号線を通り、足尾、草木ダムを桐生方面に行き、途中右に折れて赤城の南面を走る国道353に抜けて北橘まで来た。そして、そのまま大正橋まで行き、北上して小野上温泉に入って来た。温泉を出ると見事な夕焼けだった。今朝は、さわやかな風も吹き、夏の疲れも少し癒された。昨日のドライブは、夏の疲れを癒すのにちょうどいいタイミングだった。今年のように暑い夏は、ぜひ標高の高い山に行って、心と身体の疲れを取るのがお勧めです。