ビールは、ノンアルコールで常温が最高!
最近は、だんだん暑くなってきて喉が渇く季節になってきた。しかし、糖分の入った飲み物は避けたいと思うと、結局、麦茶かビールかということになる。スーパーに行って、冷蔵庫の前を歩くとたくさんの種類のうまそうなビールが並べられている。しかし、だいたいは喉越しさわやかとかストロングとか、それを喉で味わうキャッチコピーばかりが目につく。ギンギンに冷やした冷たいビールが、うまいという刷り込みは、喉の通過した後の内臓にはマイナスに働くだろう。なぜなら、内臓はある一定の体温を維持しなければならないので、冷えした内臓をまた温めるために、必要以上に体力を使うことになるからだ。
今はどうかわからないが、中国では、漢方の知識があるせいか冷えたビールは、飲まなかったようだ。以前、青年海外協力隊でアフリカに行った人から、冷えたビールと常温ビールを選べると聞いたことがある。やはり自然に近い生活をしている人は、内臓を冷やすことが身体に悪いということを無意識に知っていて避けているのだろう。
アルコールに関しても、飲んでいる時は血行も良くなり気分もほぐれるのだが、翌朝になるとかえって血管が収縮するようで気分的にも落ち込んでしまうので、自然に飲むのを控えるようになってくる。そして今では、もっぱらノンアルコールビールのライム味を飲んでいる。喉越しで飲む訳ではない常温ビールは、普通のビールとは違って多少味がついている方が飲み易い。これからは、暑くなって冷房も入るし、意外と冷えとの戦いの季節となるので、内臓を冷やさないように気をつける必要がある。