強すぎる冷房に疲弊する身体

先週は、さほど暑いと感じなかったが冷房は、かなり強く入っていたようだ。5月からフルで冷房を入れられたら、体が悲鳴をあげてしまう。だいたい、電車に乗って東京へ行く時に1時間半ぐらい冷房の中に居るだけでも、体が冷えてしまってしょうがないのに、仕事となれば8時間はいなくてはならないのだから大変だ。

健康な人でも大変な身体への負担になるのだから、ましてや障害のある人や病人になればなおさらだ。ところが、病院に勤めている人でこの冷房の強さに辟易としている人がいる。去年の夏に熱中症で、患者さんが亡くなってしまった病院がでたせいか必要以上に冷房をきかせているのかもしれない。気温がさほど高くない日は、冷房ではなく除湿をした方がいいと思うのだが、どうも大きな建物では、そうした細かな調整ができないようだ。身体が弱っている人にとっての冷房は、拷問のように辛い仕打ちではないだろうか。

毛穴の開閉で敏感に気温の変化に対応できる身体を作っておけば、暑いからと言って、それほど冷房を強くする必要もない。熱中症を恐れるあまり、過剰な冷房をしていれば、それ以上のダメージを身体に与えてしまうのではないだろうか。その辺の加減が難しいが、5月から体調を崩すほどの強烈な冷房は少し早すぎるのではないだろうか。

 

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